私はスキャルピングトレードはしていません。
スキャルの検証もしたことない気がします。
スキャルの良い部分もいくつもあります。
・トレード機会が多く、その分、学習速度、上達速度が早い。
・トレード機会が多く、都合のいい時間にトレードがしやすい。
・勝率を上げやすい。
などなど。
けど、スキャルのデメリットもいくつもあります。
・スプレッドの悪影響が大きい。
・約定速度の遅延の影響が大きい。
・急激な値動きへの対応が難しいことがある。
・1回のトレードのpipsが小さいので、レバレッジを上げ、ロット数を上げる傾向があるが、そのリスクが大きい。
・一瞬の判断力が求められる。
・精神が不安定になっても一瞬で平静に戻ることが求められる。
・一瞬のトレードになりやすいので、過去の検証が難しい。
などなど。
Twitterやブログなどを見ると、スキャルピングトレードを勧めている人がかなりいます。驚きました。
「初心者こそスキャル!」的なのも。
私は、トレード歴は長いのですが、FXに限らず、トレードには「過去の相場での検証」が必須だと考えています。(経験も大事だし、情報も大事です。他にもいろいろあるけど。)
まず、スキャルでは、この「過去の相場での検証」がデイトレやスウィングトレードなどと比べると、かなり難しいと思うんです。特に初心者にとっては。
スキャルは「トレード機会が多い」のですが、実際に、「過去の相場での検証」をして、その検証結果からわかる「勝率が高いと思われる場面」というのは、さほど多くはありません。おそらく、多くの場合は、「勘」や「勘」に近い方法でトレードしていることが多いのではないでしょうか?特に初心者は。
短期、中期、長期の相場環境の認識とか、トレンドラインやMAとの関係とかを学び、その知識を生かして1分足でのスキャルに活かす、という順番じゃないのかな?と思います。
詳しく書くと長くなるので、ニーズがあれば後日書きます。
いずれにしても、特に初心者にとっては、スキャルピングトレードは、非常に難しいと私は思います。
特に難しいと思うのは、精神面や一瞬の判断力です。
スウィングトレードでもデイトレードでも、トレードをしていると、必ず予想外の大きな動きがあって大損したり大損しかけたりすることがあります。重要人物の発言などのニュース要素で、理由がわからないまま突如、大きな値動きがあることはありますし、特にニュースなどが無くても、突如大きな値動きをすることがしばしばあります。
自分がトレードしているときに、突如そのような動きになって、損失が膨らんでいくことは、滅多に起きない(数十回に1回とか)ので、そのような場面での対応の経験値はたまりません。むしろ、「危なかったけど、損切しないでそのまま待っていたら戻ってきて損失にならなかった」という成功体験が邪魔をして、損切をできずに、損失をどんどん大きくしてしまいがちです。
このようなことは、おそらくすべてのトレーダーが経験しているのではないでしょうか?
デイトレのレベルでも、大きな損失を出してしまう可能性が高いのですが、スキャルピングトレードだと、その影響はデイトレの数倍とか数十倍になりやすいです。
これによって、いわゆる「コツコツドカン」が起きやすくなります。
そして、この「コツコツドカン」をやってしまうと、「今の損失を取り返してやる!」と焦ってしまって、普段はやらないようなトレードをしてしまい、また「ドカン」をやってしまい、また焦って、間違ったトレードをやってしまい……となりやすいです。そして取り返しのつかない損失に…。
このようなことは、トレーダーであれば、必ずと言っていいほど経験します。たぶん、1度ではなく、何度か。それを乗り越えないとダメなんですよね。
けど、スキャルピングトレードだと、この対処を一瞬で判断して、行わないといけないし、そのときの損失も、デイトレよりもより大きくなりやすいのです。特に初心者にはとても難しい…。
初心者ではなくて、中級者でも、そして、上級者でも、やってしまうことがあります。
この「一瞬の判断」は、精神面がとても大きく影響するので、上級者であっても、油断しているときとか、精神的に安定していないときにこの場面に遭遇してしまうと、初心者と同じようにやらかしてしまうことがあります。
もっと詳しく書くこともできるのだけど、とにかく、難しいんですよねw
もちろん、このようなことを十分経験して、そのときの対処法も十分検討して、十分実践してきたスキャルピングトレーダーさんもいます。そのようなトレーダーは、スキャルピングで十分稼げていけるのでしょうね。